2006年10月26日 (木)

《猟奇》

※ 居酒屋で。長谷部と早乙女(E・D)が珍しく飲んでいる。

E・D「僕・・・『猟奇的な彼女』好きなんですけど」

長谷部「映画の? 唐突だな早乙女クンは」

E・D「主役の女のコ、チョット似てないですか、佐和さんに」

長谷部「顔?性格? どっちが?」

E・D「どっちもですよ・・・」

長谷部「・・・佐和は止めとけって、悪いこと言わないからさ」

サワーのグラスを握ってうつむくE・D。その肩を通りすがりの人が叩く。

E・D「えっ? あっ、ぶ部長!

部長「お前らもココで飲んでたのか? 何だ目ぇ潤ませて?」

E・D「何でもないです・・・」

部長「お前は『あいのり』の加藤晴彦か! すぐ泣きやがって!」

E・D「すっすみません・・・でも今はウェンツですけど」

部長「まあ、あれだ・・・まずは『ハチクロ』でも読め」

3000円の図書カードをE・Dに手渡す部長。そのまま立ち去る。

長谷部「何で鼻歌が『スピード(映画の)』なのか分からんけど・・・」

E・D「・・・しかも、このカード、半分ぐらい使ったヤツです」

店員の中国人と流暢な中国語で喋る部長を見ながら、ポカンとする2人。

長谷部「・・・謎な人だ」(続く)

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2006年10月25日 (水)

《道化》

※ 事務所で休憩中のバイトの会話。佐和と堀池がE・Dをネタに。

堀池「しかし、和んだね朝は(笑)あのタイミングではないでしょ」

佐和「ビックリですよ(笑) もう笑いの神様が降りてましたね」

堀池「彼さ、根っからのいじめられっ子だから」

佐和「ですね(笑) その点はベテラン?みたいな(笑)」

その会話を返品しながら聞いていた長谷部(ヘビメタ)が口を挟んだ。

長谷部「チラッと早番のナベちゃんから聞いたんですけど・・・」

佐和「何?」

長谷部「朝の電車で見かけたって、早乙女クンを

佐和「? じゃあホントは間に合ってたってこと?」

長谷部「・・・じゃないのかな」

堀池「多分さ、急にお腹痛くなったかで、駅のトイレにでも」

そこに咥え煙草の部長が裏口から突然入ってきた。

部長「何ダベってんだ、そこのホスト面! お前は休憩中か?」

堀池「すっすいません! 客注の件でちょっと・・・」

部長「ロクに仕事も出来んくせに、そのドタマを予想外割りすんぞ!」

堀池「ひっひぃぃぃ」(続く)

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2006年10月24日 (火)

《常夏》

※ E・Dと部長と佐和。三すくみの均衡を破ったのは・・・

E・D「遅れてきた罰として、腕立て30回やるであります!」

全員唖然とする中、腕立てをするE・D。しかし5回目で既に止まる。

部長「この脇の下ビショビショのデブ野郎! 5回で終わりか!

E・D「すすすスミマセン!!!

部長「貴様だけ常夏か!

E・D「いえ、違うであります!」

部長「もういい目障りだ!(E・Dのケツにストンピング)

床に突っ伏すE・Dの尻から「ぷすー」と屁が漏れた。

E・D「あっはぁー、すみません!」

これには流石の部長も失笑するしかなかった。

部長「もういい、立て(笑) で、そこの女、何だっけ?」

佐和「・・・いえ、もういいです(笑)」

久しぶりに、朝礼が笑顔で終わったのだった。(続く)

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2006年10月23日 (月)

《二見》

※ 朝礼。ざわつく部下たちに恫喝する部長。

部長「何だ貴様らワイワイワイワイと! 二見WaiWai文庫か!

僕「あのう、バイトの佐和さんが部長にお話があると・・・」

思い詰めた表情の佐和。それを見た部長はにべも無く。

部長「何だ、このエイベックスでデビューしそうな勢いの女は!」

佐和「アナタが押川本部長ですか? お話があります」

部長「話なら後にしろ!今からクソの集まりを教育せねばならん!

佐和「いえ、今聞いてください!」

緊迫した空気の中、遅れて入ってくる早乙女。

E・D「すみません、お取り組み中のところ・・・」

場の空気が、更に凍りつく・・・(続く)

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2006年10月21日 (土)

《理由》

※ 昨日の続き。シフトの確認に来ただけと言いつつ、話し込む佐和。

佐和「へ~、そんなにキツイ人なんだ、部長って」

長谷部「俺なんて髪が長いって、あやうく切られるとこだったもん」

佐和「それで後ろで縛ってるんだ。早乙女クンは?」

E・D「ぼ僕は、ドンくさいんで、毎日怒鳴られてます・・・

長谷部「でも、よく耐えてるよ早乙女クンは。ある意味根性ある(笑)」

佐和「タイムカードの人数減ってるのもそのせい?」

長谷部「まあ、三分の一が辞めたから、男子の

佐和「・・・分かった、来週アタシが直談判する!

E・D「ま、待ってください! 佐和さんは部長の怖さを知らないから」

『ショムニ』の江角ばりの(古い)、腰に手をやるポーズを決めながら

佐和「アタシはファシズムには屈しないタイプだから!」

ミニスカートから伸びた綺麗な足に惚れ惚れするE・D。(続く)

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2006年10月20日 (金)

《佐和》

※ 休憩中のアルバイトが事務所で会話中。

長谷部「早乙女くんさ、よく耐えられるね、鬼ハゲ(部長?)のしごきに」

E・D「大丈夫です。家に帰って『デッドライジング』で発散してますから」

長谷部「何それ?」

E・D「ゲームです、Xboxの。ゾンビが大量に出てきて楽しいですよ」

長谷部「ふ~ん(全く興味が無い)

そこに旅行先のお土産を持った佐和エリカが入ってきた。

佐和「オハヨウ。あれ、長谷部クンがポニーテールだ(笑)」

長谷部「お久しぶり。まあいろいろあって・・・」

佐和「何か店の雰囲気変わってない? 特に男子が

長谷部「佐和さんが旅行行ってる2週間に、いろいろあって」

佐和「だからいろいろって何?」

長谷部「・・・すぐ分かりますよ」

喋り続けるベテラン2人の横で固まっているE・D。

長谷部「(ははぁ~、こいつが辞めない理由は佐和さんか)」

佐和エリカは女子バイト1の古株であり美人でもある。しかも巨乳。

佐和「そこの僕ちゃんは元気? 凄い汗かいてるけど(笑)」

E・D「ハイ! 元気であります!」

しかもお姉様系で、ドSでもある。(続く)

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2006年10月19日 (木)

《逆送》

※ 事務所で荷開け中。注文箱を検品していた部長が突然。

部長「あぁぁぁぁ-----逆送逆送逆送!!!

僕「(自分が怒られると思い)スイマセン! 以後気を付けます!」

部長「違う違う! 何でこの出版社が良くてこっちがダメなんだ!」

僕「はあ、確かに一貫性がないですね、逆送品の出版社には」

部長「だから遅れてる業界って言われるんだよ、出版業界は!」

僕「ですね。しかも手数料まで問屋が徴収するし」

部長「例えば魚屋さんで、返品したサバだけ逆送されるか?」

僕「魚屋? サバ? 築地から?」

部長「魚屋業界知らんけど、そういうことだろ、これって」

僕「恐らく魚屋さんは返品とか無いとは思いますが・・・」

部長「サバに「了解者不明」とか書かれた紙が、輪ゴムで」

僕「(サバ選んだのは痛みやすいから?)」

部長「とにかくマトッリクス方式とかどうでもいいから、これ改善させろ!」

僕「ハイ!」

部長「それか「付録掛け手数料、逆に取るぞ」って言っとけ、担当に!」

僕「ハイ!(言えるかいな、そんな台詞・・・)」(続く)

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2006年10月18日 (水)

《池袋》

※ 朝礼が珍しくスムーズに終わりかけたと思った矢先、副店長の失言。

僕「じゃあ、新創刊の男性誌は元気が無いですが、私たちは元気良く」

部長「チョット待った!

僕「えっ、何か?」

部長「サラリと問題発言するな、ウスラ馬鹿!

副店長(僕)が実売数を提示。顔を真っ赤にする部長。

部長「ブクロに『KING』なんていらねんだよ!

僕「部長、落ち着いてください! ここは池袋じゃないですから!

部長「おめえら面倒くせえんだよ、付録とか乱丁とか

僕「長瀬くんですか? 似てます! サスガ部長!(ヨイショ覚えた)

部長「ん?そうか・・・ブクロ最高---!!!

全員「オォ------!!!」(続く)

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2006年10月17日 (火)

《確認》

※ 朝礼。いきなりカバーをビリビリ破く部長

部長「誰だ! こんな掛けられない大きさのカバーを折るヤツは!」

全員「・・・・・」

部長「ギリギリ角川文庫はOK。でもな集英社やら宝島は掛からん!

全員「・・・・・」

部長「俺がレジで一番ムカつくのは、入らないカバーがあった時だ!

全員「ハイ!」

部長「折ったら入るか確認!こういうカバーを平気で折るヤツは許さん!」

全員「ハイ!」

僕「・・・部長、ただ、カバー折りは女のバイトのコの可能性が・・・」

ちなみに部長が来てからは、女性は別のフロアで朝礼。

部長「んんっ、じゃあ、その件はキミから横山主任に話して」

僕「ハイ! でも部長が直接言われた方が・・・」

部長「いいのか? 俺が本気出したら女のコのいない店になっちゃうよ」

僕「いや、それは・・・」

部長「分かったらツベコベ言うな! さあ気ィ抜くな! 開店準備!」

全員「ハイ!」

部長「走れ、デブ! 菊間アナのアウディより速く!

E・D「ハイ!!!

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2006年10月16日 (月)

《数字》

※ アジア系の若い女性の問い合わせに応じる鬼部長。

客A「あの、ナンバーズの本、たのまれてるンです」

部長「ハイハイ、ウチだと今これぐらいしかないですよ」

『ロト・ナンバーズ「超的中法」』を見せる部長。怪訝な顔の女性客。

客A「あの、これって、この本だけで出来ますか?

部長「(質問の意味が分からず)えっ? これは攻略、つまり予想ね」

客A「たのまれてるから、ワタシも・・・でも、これだけで出来ますか?」

部長「いや、だから数字の予測は載ってるの。ナンバー3が強いとかね」

客A「ん~コマッタよ・・・病院にいる人たのまれた、この本だけで・・・」

部長「だからこの本だけじゃムリです。宝くじ売り場に行かないと」

完璧な水掛け論。言うならばプールの中での水掛け論、みたいな・・・

客A「(雑誌の中を見て)この数字を並べるか?」

部長「まあ、そうですね。でもアクマでも予想だから、これだけ買っても・・・」

(見るに見かねて)僕「あの、ちょっといいですか?」

部長「何? 今接客中だから」

僕「そのお客様、「ナンバープレイス」みたいなのをお探しなんじゃ・・・」

客A「そう! なんかクロスワードみたいな」

結局クロスワード系の雑誌だったと判明。

部長「(顔真っ赤にして)一つ、借りが出来たな、副店長

僕「いえ、どういたしまして(えっ、まずかったのオレ?・・・)」

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