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僕「スリップだけじゃ何の本か分からなくて、たらい回しになってました」
店長「あおば出版だから、てっきりエロいノベルスかと思ってたよ」
僕「必備で回ってきたのを見たら、子猫の本！」
店長「ああっ！ 俺ダメなんだ、子猫とかに弱い・・・もう泣きそう」
僕「ハートウォーミングな本が嫌いなくせに。「余白が多い」っていつも」
店長「これはダメ！ ダメだし出来ない！ 追加出しておいてヨ」
僕「なんかビミョウに「オネエ言葉」になってますよ・・・」
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逢いたくなっちゃだめ 著者：板東 寛司,青嶋 ひろの |
僕「これはその、元『モーヲタ』の店長の前で言いにくいですが」
店長「みなまで言わんでも！ これは失敗です、ハイ」
僕「ですよね。巻物写真集、業界初って言われても」
店長「単体でダメだから企画モノでっていう、AV嬢じゃあるまいし」
僕「ピンで出る写真集、まだそれなりに売れますもんね」
店長「何マーケットなの？ 何リサーチでこういうの出すかな？」
僕「まあまあ、落ち着いてください」
店長「新潮社も伝統的に「こういうボケ」たまにするから・・・スキ」
僕「なんだかんだ、こういうの嫌いじゃないですもんね」
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モーニング娘。に教わるふつうカワイイ免許皆伝 販売元：新潮社 |
僕「新刊てわけではないですが、ＴＶで紹介されて注文殺到らしいです」
店長「『王様のブランチ』も罪つくりだな」
僕「今頼んでも重版出来が９月頃ですからね。子供は待てない」
店長「重版が半年先って、聞いたことないね」
僕「海外生産で、しかも手作りなんだそうで」
店長「もう重版じゃないねそれは、重作業だよ」
僕「重作業って・・・重労働みたいでなんかイヤですね」
店長「現場は今頃みんな腱鞘炎だよ、ブランチのせいで」
僕「なんか、ホントに可哀相な気がしてきた・・・」
僕「また、何だかな～な本が出ました」
店長「今年一番の収穫だね」
僕「エッ？ 完全にパクリじゃないですか」
店長「バカ、リスペクトって言えよ。ここまでやれば潔い！」
僕「ダーリンだって何年も前の本だし、何で今頃・・・」
店長「絵柄も似てるけど少しヘタだし、いい風味が出てるね」
僕「そんなもんですかね・・・」
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ダーリンはアキバ系 著者：里中 ミナ |
僕「新刊一覧で見つけた時は何の本か分かりませんでした」
店長「俺なんか石田衣良の新刊かと思ったもん」
僕「小泉政治の批判本でしたね」
店長「池袋西口公園、Jボーイズ今度はゾンビと戦争だ！」
僕「勝手に帯の文章まで考えないでください」
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さらば小泉 グッバイ・ゾンビーズ Say Good-bye to Zombies 著者：B・フルフォード |
僕「新刊が目ぼしいものないんで、どうしましょ？」
店長「『ラブ☆コン』映画化について語り合おう」
僕「唐突ですね・・・小池徹平君が男の方をやるんですよね」
店長「俺より詳しいな。背の高い女の方は誰がやるの？」
僕「さあ、そこまでは・・・」
店長「漫画のキャラからすると栗山千秋がベストかな」
僕「絶対引き受けないと思います」
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ラブ★コン (1) 著者：中原 アヤ |
僕「店長待望の本が出ましたね」
店長「期待して事前イッパイ出しちゃった、へへっ」
僕「内容は、いかがでした？」
店長「俺が求めていたものとは微妙にズレてた、いい本だけど」
僕「エッチな方を期待してましたね」
店長「うん。男ならショウガナイだろ、実用性求めちゃうよ」
僕「いいじゃないですか、アート本として売れそうだし」
店長「せめて「メガネ無し」の写真が一緒にあれば・・・」
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ガールズメガネ 販売元：太田出版 |
僕「あれ？ これは店長の担当じゃないんですか？」
店長「この国井律子はライダーなの。仮面じゃない方のね」
僕「言われなくても分かりますよ！ 志保美悦子じゃないし」
店長「志保美は『キカイダー』だっ！ ボケ返すなよ！」
僕「事故です・・・わざとじゃないです」
店長「バイクだけに『事故』って・・・上手いじゃねえか！」
僕「上手くなくて、いいです・・・」
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ボンジョルノ!―放浪レディ〈3〉 著者：国井 律子 |
僕「『switch』は特集「ドリカム」ですね」
店長「西川クン情報は？」
僕「載ってません！ まずいでしょ？」
店長「俺なんかは一番ソコが知りたいけど」
僕「すでに無かったことになってます」
店長「槙原との対談組むぐらいの男気、見たかった」
僕「それは『BUBKA』とかのノリですよ・・・」
僕「店長は株に関してはウルサイですよね」
店長「これはファンダメンタルに関する本だ」
僕「？ いきなり専門用語言われても」
店長「チャートで売買するのがチャーチスト」
僕「はあ？」
店長「で、その間を北浜流一郎がウロウロしてるってわけだ」
僕「それホントですか？ ちなみに店長はどっちですか？」
店長「いろいろやったけど、最終的には勘で買うスタイルになったね」
僕「それじゃ２０万も損する訳だ・・・」
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サザエさんと株価の関係―行動ファイナンス入門 著者：吉野 貴晶 |
僕「相川七瀬、本出しました」
店長「この『カラーセラピスト』っていう肩書きは？ ドウユウこと？」
僕「歌手時代のことは一切触れてない表紙ですね」
店長「まあ『夢見る少女じゃいられない』以外思い浮かばんし」
僕「図らずも、本自体がデビュー曲の通りになってますね」
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She’s A Rainbow―カラーセラピスト相川七瀬 著者：相川 七瀬 |
僕「QJとドラえもんは、ミスマッチだけどオモシロそう」
店長「どうせなら「恐い顔の大山のぶ代」表紙の方が」
僕「何で「恐い顔」なんですか？ 普通でいいじゃないですか」
店長「声優替わって、気持ち、ノリが軽くなった気がするな」
僕「そうですかね？」
店長「特にドラえもんは、どことなく『ヤル気の無い』声なんだよな」
僕「どこまでも『のぶ代押し』なんですね・・・」
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クイックジャパン (Vol.64) 販売元：太田出版 |
僕「平凡社新書でこのタイトルはどうなんでしょう？」
店長「矢追さんとか五島勉が書いてるんじゃないんだろ」
僕「そうですね。割と内容は固めですよ」
店長「このジャンルは『徳間』と『学研』てゆう二大巨頭がいるから」
僕「ガリバーは簡単には倒れないと」
店長「学研なんて『BOMB』も出すほど懐が広いし」
僕「懐の広さにはならないと思うな・・・」
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UFOとポストモダン 著者：木原 善彦 |
僕「どうなんですか、売れ行きは？」
店長「まだ１冊も売れてないよ」
僕「やっぱり、ドラマが始まってからですかね」
店長「だから、まだ１冊も売れてないって、４日目で」
僕「売れてないことばかり強調しないで下さい！」
店長「さっき立ち読みしてたよ、ギャル２人組が」
僕「それで買ったんですね？」
店長「いや、「読みたいけど難しそうだね」って帰ったよ」
僕「あれが難しいんだったら、雑誌も読めないって・・・」
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翼の折れた天使たち 空 著者：Yoshi |
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翼の折れた天使たち 海 著者：Yoshi |
僕「流石に雑誌多かったですね」
店長「明日の祝日の分もあったしな」
僕「文春、芥川賞発表号だから売れますよね」
店長「（関心なく）さあ、今日は仕事早く終わらせるぞ！」
僕「でも糸山さんじゃ「品切れ返品待ち」なんてことは・・・」
店長「（少しイライラしながら）芥川賞とか、今はいいだろ！」
僕「しかし、イッパシの本屋なら普通・・・」
店長「もういい、上州屋がしまっちまう！」
僕「明日の釣りのことで頭がイッパイなんですね」
店長「大潮前にして冷静に仕事してられるか！ ボケッ！」
僕「ココロはまさに『沖で待つ』状態なんだ・・・」
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沖で待つ 著者：絲山 秋子 |
僕「３月に『ダ・ヴィンチ・コード』文庫化らしいですよ」
店長「映画に合わせてかな」
僕「何でも『買い切り』扱いらしいですね」
店長「そう、ミニ文庫で出すらしいよ」
僕「絶対ウソですよ。全１５冊ぐらいになっちゃいますよ」
店長「しかし角川も強気だね。書店人たちの感情は無視だね」
僕「・・・そうですね」
店長「トム・ハンクスも出過ぎ。観客たちの感情は無視だね」
僕「結局、それが言いたかったんですか」
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ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット 著者：ダン・ブラウン |
僕「オシャレな装丁、でも良く見るとAV女優の夏目ナナ！」
店長「AV嬢ということを隠さない夏目はエライ。ただね～」
僕「ただ？」
店長「俺はこの人抜けないんだ。及川奈央はOKなんだけど」
僕「知らないですよ、そんなこと」
店長「サラリとこの手が出るのは一般女性もAV嬢化したってこと？」
僕「あれ？ なんかタマには鋭いこというじゃないですか」
店長「女子高生の制服だって、ある意味イメクラだもん」
僕「そういう目で見てるんですね、彼女たちを・・・」
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ラブ・セラピー―セックスで心も体もキレイになる 著者：夏目 ナナ,AKEMI |
僕「タイトルで、もう笑っちゃいましたよ」
店長「もう、内容がどうとか読まなくてもいいね、勝ち！」
僕「時期もビミョウですよね。何で今なのか」
店長「そのタイミングも俺にはツボ。可笑しくてタマラン！」
僕「内容は「急に社長になった男」の話らしいです」
店長「（爆笑）全然『冬ソナ』と関係ないんだ・・・」
僕「これ出した牧村サンと双葉社には頭が下がります」
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欲望のソナタ 著者：牧村 僚 |
僕「また、スキマな所を突きましたね」
店長「狙いは面白いね」
僕「ただ、読むと意外に『～レンジャー』が多いんですね」
店長「基本的に「根がマジメ」な人がやってるからだろ」
僕「それはまた根拠が無いです」
店長「ただ読むとツマランけど、普段とのギャップを考えれば」
僕「面白くなると？ どうかな～」
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ローカルヒーロー大図鑑 著者：ブルーオレンジスタジアム |
僕「こういう本まで出るようだと、ブームも末期ってことですか？」
店長「本はまだ許せるけど、パチスロて」
僕「いや本よりも「ミュージカル」の部分にひっかかりが」
店長「いいんじゃないの。誰がやるの？」
僕「そこまでは」
店長「スマイリーキクチがやるなら、逆に面白そうだな」
僕「まず、無いと思います（キッパリと）」
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冬のソナタ ザ・ミュージカル 著者：オ ウンヒ,田代 親世 |
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僕「『デス・ノート』流石に最盛期のペースから見れば落ちました」
店長「映画化決まったんだろ？ ちょっと時期ハズレな気もすんな」
僕「やっぱ集英社は『NANA』で荒稼ぎしましたから」
店長「きっと、上の人が銀座で決めちゃったんだろうね」
僕「実写っていうのが少し気になります。若手のアノ人が・・・」
店長「藤原竜也だろ？ 最近「困った時」は大体彼に役が回るね」
僕「そこそこコナシますもんね、どんな芝居も」
店長「彼か「もこみち」出しとけば、何とかなるもん、たいてい」
僕「随分ザックリ切っちゃいますね」
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Death note (9) 著者：大場 つぐみ,小畑 健 |
僕「こんな本、どうなんでしょう？」
店長「またオモシロ外国人狙いやがって」
僕「そういうつもりは無いと思いますよ」
店長「ボビーとか嫌いなんだよ、下手な日本語とか面白くないよ」
僕「いや、この本の人はそうじゃないと・・・」
店長「俺はデーブ・スペクター以外は認めないよ！」
僕「（あきらめ気味に）そうですね。そういうことでいいです」
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ボクは武士道フリークや!―ニュージーランドの学生が日本武道にハマってさあ大変! 著者：アレック ベネット |
僕「店長の好きな矢部美穂の写真集、出ましたよ」
店長「どれ、テングのやつ？」
僕「矢部美穂イコールテングじゃないですから」
店長「そうか？ 俺の中では『ハッスル・テング』がピークだけど」
僕「にしても加藤鷹と絡むって表紙に・・・」
店長「矢部っち・・・もう後がないな」
僕「後はAVですか？」
店長「いや、ギリギリ乳首は見せずに引退すると俺は読む！」
僕「細木数子バリの言い切りですね」
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矢部美穂 Deep & Impact 販売元：竹書房 |
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矢部美穂写真集「ハッスル・テング」 著者：ノニータ |
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